いまさらこんなことを書いて何の意味があるのかわからないが、帰国してずっと放置していた「インド
のフードリサーチレポート」を仕上げなくてはいけない気がしてきた。




帰国してから早くも半年ほど経過しているが、その間10記事くらいしか書いていない。サボりすぎだ。
時間は経ってしまったが、一度宣言した以上、トピックに沿って書いていこうと思う。

目指すは便所の落書き及第点。



初回は軽く、マレーシア航空の機内食について。


今の時代、外国に行くときはだいたい船じゃなくて飛行機が基本だと思う。

昔はヨーロッパに行くためには韓国からロシアに入り、シベリア鉄道で行かないといけない時代もあったと聞く。

それはそれで大変だったのだろうが、手軽でインスタントな旅にはない”味わい”があったのではないか。現代はなんでも手に入る反面、そういう不便で時間がかかるものを「効率化」とか「コスパ」の一言で切り捨てる。これは嫌いな言葉だ。それに加えて最近嫌いな言葉は「フォトジェニック」。

カレーは常に目的であらねばならない。それは何かの手段ではない。


インターネッツの出現・普及とともに色々なものが変わったが、飛行機の予約もとりやすくなったらしいし、LCCとかキャンペーンを上手く使えば本当に安くインドにも行ける。




というわけで今回はマレーシア航空利用、クアラルンプール経由でチェンナイIN、ムンバイOUTという日程での旅だった。

このときちょうどクアラルンプールの空港で金正男が暗殺されたばかりで、何かあるかと思ったが何もなく、クアラルンプール空港は素晴らしいところだった。

機内食はそんなに期待できたものではないが、やはりインドが絡む便は何かしらカレー的なものが出てくることが多くやはりココロオドル。



まず成田〜クアラルンプールの機内食は日本食。
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・束に一本だけ混じっているピンクそうめんだけを取り出して一つの束にしたようなピンクそうめんしか記憶にない。


次にクアラルンプール〜チェンナイの機内食。
インド行きの飛行機では「チキンorビーフ?」ではなく「ベジorノンベジ?」と聞かれる。

ノンベジ。
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トマト感の強くオイリーでやたら辛いチキンカレーと、ちょっとオイリッシュなパラタ。
南インドに行くのに完全に北っぽいカレーであった。胃にくるカレー。
どうやらベジの方が提供が早く、ノンベジの民は後回しにされる傾向がある。世の中はいつだってそうだ。

しかしおぼろげながら、ベジの方が美味しかった記憶がある。
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サンバル的なものとウプマ的なもの、あとイドゥリ的なもの。


そして帰りのムンバイ〜クアラルンプール
機内食でもちゃんとチャパティがついてくる!


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そしてベジビリヤニが!
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旅の始まりと終わりは、いつだってカレーから。次回はチェンナイ編をお送りします。




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