ネパールの民族について
ネパールは多民族国家であり、実に様々な民族が高低差も多様な国土の中にひしめき合っているよう。見た目に限っても、日本人っぽい顔の人たちからインド人っぽい顔の人たちまで色々。
中でも僕はネワール族とタカリ族くらいしかしらないのだが、タカリ族は料理上手で知られ、タカリバンチャガル(ネパール語でタカリ・台所・家=食堂)という名の食堂があちこちにたくさんある。
理由や背景の考察をしているサイトをみつけたのでぜひ。⬇️
ネワール族も、全く別の料理文化を持っている。
ダルバートは形式の名前なので、ダルバート自体はタカリもネワールもあるのだが、途中からダルバート以外の料理が食べたくなって、ネワール族の料理屋軽食(カジャ)セットを中心に食べ歩いていた。
※ネパール料理にそんなに詳しくないので、間違ってたら突っ込んでください。
ネワール族の料理
ポカラのローカル食堂
ポカラで食べたスクランブルエッグ入りのカジャセット。スクランブルエッグはここでしか見なかったが、カジャセットには卵がつきものなので違和感はなかった。カナは食事、カジャは軽食という意味になるらしく、お店に入って「カナ」と言えばダルバートが、「カジャ」というとチウラ(干した米)を中心に干した肉やジャガイモの炒め物、豆なんかがやたらたくさんでてきて楽しくなる。日本でも新大久保などで食べられるが、口の中が乾くのがいやと言う人も結構いて、好みは分かれるようだ。顎の筋肉のトレーニングにはなる。観光地価格で250Rsも取られた。
ミュージックバーのベジカジャセット
(フュージョンヒマラヤの横のFood&Artsというグルービーなお店。フュージョンヒマラヤはランキング高いけど、欧米人向けの味なので注意)
ベジカジャセット
カトマンズのクラブ街の近くのうすぐらいタスセクワ屋さんで食べたカジャセット。ちょっと作り置いてから時間が経った香りがして危なかったが、危険な男に危険な食べ物はつきものなのでそのまま食べた。炭火焼のマトン、じゃがいも、ロビア豆、人参と大根のアチャールがうまし。タスはポン菓子的な米、セクワは焼いた肉。80Rs
Kaula Chee Newari Restaurant
カトマンズの南の方にある、ネパール語しか書いていないネワール料理店に突入。マトンの干し肉、ロビア豆のサデコ、ジャガイモと唐辛子の和え物、じゃがいもの炒め物など。目玉焼きが真ん中に乗っていて、それをくずしながら食べたりするとなおよし。 150Rsカトマンズ Mandro Thakali Bancha Ghar
ブータンカジャ
こちらもタメル地区からちょっと離れたカトマンズの飲み屋街にあるお店で食べたカジャセット。ブータンはどうやらモツのことらしく、ヤギのモツ炒めが出てきた。これが辛いがなかなかうまいのである。ネパールは目玉焼きが皿の上に乗ってくることがとても多い。 これタカリレストランだからネワール料理じゃないですね。その辺の区別よくわからないので教えてください。
タメルの街中でふらっと入ったネワール料理のお店
壁に大きくメニュー表が。チャタモリとサメバジ両方とも頼んで両方とも食べてしまった。ヨマリは後で触れるが、満月の時限定。バラはサメバジの上に乗っているお好み焼き。8分で料理を提供するのを売りにしているようだ。早い!やすい!うまい!バッファローを使ったネパールのピザ、チャタモリ。熱々を食べるとうまし。
アルタマとサメバジ。お好み焼きのバラも乗っている。アルタマはタケノコとジャガイモのスープ。サメバジはバッファローの干し肉やキャベツの炒め物、炒り豆などが乗っている。ボリューム満点である。
Roots eateryのバジセット
Roots Eatery
ネパールのスイーツ篇
ネパールのスイーツ事情だが、普通にこういうインドっぽいスイーツ屋さんもある。おなじみのあむぁーいカルダモンの香りとミルクを固めたようなやつ。しかしそれ以外にもネパールのお菓子はあるみたい。
セルロティ
路上でよく売っている米粉のドーナツ、セルロティ。ほんのり甘く香ばしいので朝食にもよさそう。いつから使ってるかわからない黒々とした油で揚げられ、綺麗かどうかわからない新聞紙に包まれて出てくる。
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